ジェネッタはベンガル、サバンナ、マンチカンなどを元猫として用い、アフリカンジェネットに似せて作られた品種で、TICAではエクスペリメンタルブリード(実験種)として登録されているまだ新しい猫種です。
日本でもまだ数少ない珍しい猫である、という点も魅力の一つ!なのです。
見た目は・・・というと、被毛がベンガルの様にワイルドで格好良いのに、マンチカンの様に短足、そして大きく丸い目。
この短い足が特徴的で、ちょこちょこと走り回る姿はたまらなく可愛いです。成猫の短足ジェネッタは、まるでトトロに出てくる猫バスの様です。
このチャーミングな見た目で俊敏な猫ですから、ジェネッタの可愛さはもう、破壊力抜群!
そして成猫になってからも、子猫の様なクリクリとした大きな瞳で丸い顔立ち、という点もジェネッタが可愛くて仕方ない最大の魅力ではないでしょうか。
ジェネッタの足の長さはマンチカン同様、短足だけでなく長足のジェネッタも生まれます。長足はノンスタンダードと呼ばれ、見た目はベンガルにかなり近いです。
(長足のジェネッタについては、後ほど説明を加えたいと思います。)
被毛はベンガルと同じくスポッテッドとマーブル柄があり、毛色はブラウン、シルバー、ブラック、スノー等があります。
性格は好奇心旺盛、人懐っこく甘えるのが好きで、俊敏で遊ぶことも大好きな猫だと感じます。ベンガルとほぼ変わらないですね。
ですが足が短い分、ジャンプした時の着地時に足腰に負担がかかりやすい為、太り過ぎないことやキャットタワーの高さの調整等、そういった注意が必要です。
足の長さ、柄の出方により価格が変わります。足は短く、被毛はロゼットがより美しいほど高額です。
両者の見た目はとても似ている為、見てもわからない、という方が多いかもしれません。 オススメしたいのは、ベンガルの模様が好きで顔は可愛いらしい方が好き!という方。長足のジェネッタはベンガルの様なワイルドな見た目で、顔立ちはマンチカン寄りの可愛らしさを持つ、そんな猫だからです。
ここで注意していただきたいのが、親猫にベンガルとマンチカンをもつ子猫は全てジェネッタなのか、というとそうではありません。 ジェネッタの交配可能な親猫の組み合わせパターンはいくつかありますが、どれにしても生まれた子猫にベンガル特有の柄(ロゼット、マーブル)が出ていることが重要です。 何故かと言いますと、マンチカンという種が足の短いミックス猫であった歴史があり、そのせいでそういったマンチカンから生まれてきた子猫は、残念ながらジェネッタとしての柄が出ない、ということが起こり得るからです。 私たちベンガルラウは「美しいロゼット、そして可愛らしい短足と顔立ち」を追求し、ジェネッタのブリーディングをしています。 柄や足の長さ等、それらも個性で、もちろんそれぞれどの子も可愛いのですが、ジェネッタをお迎えしたい!という方には、是非ジェネッタの特徴を知った上で選んでいただきたいと思います。